■アラサー女子の目の前に登場したのは「貯金の妖精」!?
オトナ女子のイラストが人気で、雑誌・書籍などで活躍中のイラストレーターつぼゆり(大坪ゆり)さん。私生活も順風満帆と思いきや、趣味のオタクグッズに散財して貯金ゼロという、焦るアラサー独身者であったりする。
そこへ現れた救世主が、「会えば貯金できるようになるとウワサの貯金の妖精」こと、家計再生コンサルタントとして有名な横山光昭先生。
絶好のチャンスとばかりに、成功する貯金の指南を頼むつぼゆりさん。
そこで、横山先生が最初に授けたのは、マジックテープで開閉するダサくて小さな財布を渡し、これで生活せよというミッションだった…
という、シュールな出だしから全編にわたり、つぼゆりさんと横山先生の貯金作戦が展開されるのが、話題のコミックエッセイ『お財布を小さくしたらお金が貯まりました。』(宝島社)だ。
本書では、闇落ちしない健全な節約法、片づけ・掃除の効用、ローリスク投資のすすめなど、ゼロから始められる貯蓄術が網羅されている。コミック形式で面白く読んでいけるので、貯金挫折組にもおすすめ。具体的などんな内容なのか、さわりの部分を幾つか紹介してみよう。