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130km/hで京阪神を駆け抜けるJR西日本の新快速を賢く使いこなすコツ

2018.04.30

■大阪の1つ手前の停車駅で、新快速に乗り換えたほうがおトクかも

新快速は京都―大阪間を最速28分、大阪―神戸間を最速25分で結ぶ。

 国鉄分割民営化後、JR西日本では新快速の増発やスピードアップを図ったことで、乗客が増加した。現在は日中の12両編成でも、東海道本線の京都―大阪―神戸間といった“都市間”では、乗客全員が坐れない状況が続いている。

 沿線の最寄り駅が新快速通過駅の場合、各駅停車に乗り、大阪で乗り換える乗客が多い。しかし、ここで乗り換えても、坐れる確率が低い。そこで“大阪で坐れる確率が高い方法”として、下りは新大阪、上りは尼崎で乗り換えてみてはいかがだろうか。

 大阪では日中でも乗客の入れ替わりが多く、転換クロスシート1列分が一時的に空くが、2分停車でもすぐに埋まってしまう。一瞬のスキを見逃さないことがコツと言えよう。

■休日ダイヤに変化アリ

冬の敦賀で折り返す新快速。

 2018年3月17日のダイヤ改正で、新快速は休日ダイヤの下り京都発10・11時台に限り、1時間あたり5本となった。しかしながら、湖西線経由列車2本の利便性が低下した。

 その対象となった列車は、永原8時54分発と敦賀9時23分発で、平日ダイヤは「湖西線経由姫路行き」だが、休日ダイヤは「大阪行き」に変更された。これは休日ダイヤに草津始発の姫路行きが新設されたためである。JR西日本は、草津発9・10時台の下り新快速を1時間あたり3本から4本(15分間隔)に増やした。

 このため、湖西線経由列車2本の休日ダイヤは、山科から先の所要時間が7~8分、終点大阪で後続の姫路行きに乗り換えると、尼崎以西が15分延びてしまう。

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