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2018.04.15

Apple Pencilに対応した廉価版iPadを1週間使ってわかった○と×

■ディスプレイとスピーカーは違いが分かるが、総じて優秀

『iPad Pro』に比べてコストダウンしている影響が目立つのは、やはりディスプレイかもしれない。先に挙げたように、画面がガラスの奥にあるように見えるだけでなく、環境光に応じて液晶の色合いを変える「True Tone」にも非対応だ。これは、使い始めるとすぐ、その差に気づいてしまう。10.5インチ版の『iPad Pro』は、左右のベゼルが細くなっているため、ここも比べると目につく。

ナローベゼルになった『iPad Pro』に比べると、『iPad』の太い額縁が気になる

 もっとも、これは『iPad Pro』などの製品を使った経験があることが前提の話。初めて『iPad』を使う人はもちろん、『iPad Air 2』あたりから、Apple Pencilを目的に乗り換える人には、さほど気にはならないレベルといえる。スピーカーの音量は現行の『iPad Pro』に比べると小さめだが、ステレオになっているため、音質は悪くない。

『iPad Pro』との違いでいえば、Smart Keyboardに非対応な点も挙げておきたい。Smart Keyboardは、ディスプレイを保護するケースとキーボードを兼ねたアクセサリーで、『iPad Pro』にはこれを装着するための専用端子が備わっている。第6世代の『iPad』には、この端子がなく、Smart Keyboardは利用できない。Bluetoothでペアリングするキーボードとは違い、装着するだけでよく、ペアリングや充電も要らないため、使いたい時だけサッと取り出してすぐに使えるのが便利だ。

『iPad Pro』にあるコネクターも省かれており、Smart Keyboardには対応しない

 ただし、第6世代『iPad』でも、Bluetoothのキーボードは接続できる。Smart Keyboardは便利な反面、アップル純正のものは種類が1つしかない。カバーと一体になっているため、キーストロークも浅い。打ちづらいわけではないが、ややクセがあり、慣れるのに少々時間がかかるのも事実だ。キーボードが必要な時は、Bluetooth対応のアクセサリーでまかなうようにすれば、困ることはないだろう。

 発表会では、教育用途が前面に打ち出されていた新しい『iPad』だが、ここまでコストパフォーマンスがいい端末を、学生や教師向けだけにするのはもったいない。プロ用のツールとして作られたのが『iPad Pro』ならば、新しい『iPad』は、"みんなのための『iPad』"といえる。コストダウンの仕方もバランスがよく、幅広い利用者にオススメできる1台だ。

【石野's ジャッジメント】
UI         ★★★★
レスポンス     ★★★★
バッテリーもち   ★★★★
連携&ネットワーク ★★★★
アプリの数     ★★★★★
文字の打ちやすさ  ★★★★
質感        ★★★★
撮影性能      ★★★★
*採点は各項目5点満点で判定

取材・文/石野純也
ケータイジャーナリスト

■連載/石野純也のガチレビュー

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