小学館IDをお持ちの方はこちらから
ログイン
初めてご利用の方
小学館IDにご登録いただくと限定イベントへの参加や読者プレゼントにお申し込み頂くことができます。また、定期にメールマガジンでお気に入りジャンルの最新情報をお届け致します。
新規登録
人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

Apple Pencilに対応した廉価版iPadを1週間使ってわかった○と×

2018.04.15

パフォーマンスは十分、ARアプリもサクサクと動く

 低価格版といっても、チップセットは『iPhone 7』と同じA10 Fusionで、レスポンスは申し分ない。『iPad Pro』に搭載されているA10X Fusionに比べると、グラフィックスの処理を司るGPUの性能は落ちるが、CPUのパフォーマンスを見ると、初代『iPad Pro』よりも高い。Geekbenchでスコアを取ってみると、その性能がよくわかる。ちなみに、メモリ(RAM)は2GBとなっているようだ。

Geekbench 4でのスコア。CPU性能が高く、iPhone 7に近い数値

 実際、いくつかのAR対応アプリを動かしてみたが、特に引っかかることなく、スムーズに操作できる。これらのアプリはパフォーマンスを必要とするため、長時間使っているとほんのり『iPad』が熱くなってくるが、シャットダウンしたりすることはなく、安定していている。廉価版といいながらも、パフォーマンスでは上位モデルに迫っているのだ。

高いパフォーマンスが必要になるAR対応アプリも、スムーズに動く

 iOS 11でドックが進化し、2つのアプリを同時に動かしやすくなったが、こうした使い方をしても十分安定している。下に掲載した画面のように、Apple Pencilでメモを取りながらメールをチェックするといったことも可能だ。名前こそProとは銘打っていないが、仕事にもきっちり使えるスペックを備えている。

画面を分割して、複数アプリを動すのに十分なパフォーマンスだ

 Wi-Fi+セルラー版の場合、下り最大300MbpsのLTEに対応している。最新モデルに比べるとピーク時の通信速度は遅くなっているが、スループットは十分だ。試しに筆者の事務所がある東京・渋谷で、ドコモのSIMカードを挿して測ってみたが、60Mbpsを超えるスピードが出ていた。『iPad Pro』でも結果はほぼ同じだったため、この場では差が出ていないといえる。

LTEのスピードも十分といえる

 ただし、『iPad Pro』とは異なり、Apple SIMが本体に内蔵されていない。別途、SIMカード型のApple SIMを用意する必要があるため、海外に出たときなどは少々不便だ。第6世代の『iPad』は、こうした点でも、コストダウンを図っていると見ていいだろう。

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2024年3月15日(金) 発売

DIME最新号はデザイン一新!大特集は「東京ディズニーリゾート&USJテーマパークの裏側」

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 第6091713号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。