またソールに採用された「ブルックスDNA LT(ライト))も足運びの良さにつながっている。
「従来のものから10%の軽量化を実現しています。スピードの変化に合わせてクッションと反発を最適なレベルで自動的に調整するので、レベルを問わず使っていただけるシューズだと思います」
カスタムプロデュース、ブルックス・マーケティング担当の倉茂麻理子さんは説明してくれた。
フワフワしたクッションは感じないが、かといってガツンと衝撃を感じるわけでもない。まさにナチュラルな走り心地。ブロックを組み合わせたようなグリット構造も、自然な足の動きを妨げないためのもの。それぞれが独立して動くことで、複雑な足の動きにフレキシブルに対応する。
より普段使いしやすいようなデザインになったことで、普段はタウンユースで、休日はランニングという使い方も可能。さらに一旦走り始めれば、フルマラソンにも対応する本格的ランニングシューズにもなる。
その広すぎる用途は、ライスタイルに気軽にスポーツを取り入れたい人、さらには本格的にスポーツを楽しむ人まで十分にフォローしてくれる。スポーツを自然に取り入れたい人には最適なシューズかもしれない。
ブルックス
『FLOW 7』
1万円
●重量:252g(27cm)
●オフセット:4mm
問い合わせ先/ブルックスランニング
http://www.brooksrunning.co.jp/
取材・撮影/今 雄飛
ミラソル デポルテ代表。スポーツブランドのPR業務を行なうかたわら、自転車、トライアスロン、アウトドア関連のライターとしても活動中。趣味はロングディスタンスのトライアスロン。