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LCCなのにフルフラットで片道3万円台!エアアジアXの超人気ビジネスクラス搭乗レポート

2018.04.15PR

ソニー製のノイズキャンセリング機能付きのヘッドフォン

そして、睡眠時に威力を発揮したのが、プレミアムフラットベッド利用者に無料で貸し出してくれるソニー製のノイズキャンセリング機能付きのヘッドフォン。機内エンターテインメントを楽しむことができるタブレットと共に貸し出してくれるのだが(チャンネル数も少なく、日本語で楽しめるコンテンツは限られる)、音楽を聴かなくてもノイズキャンセリング機能をONにするだけで、機内のノイズをカットしてくれる。このおかげでより深く眠ることができたのだ。ちなみに、エアアジアXの各座席にはシートテレビが備え付けられていない。フルサービスキャリアとLCCとの違いでもあるが、機内で映画や音楽などを楽しみたい人の多くは、事前にタブレットやスマートフォンなどにダウンロードして楽しんでいた。

ソニー製のノイズキャンセリング機能が搭載されたヘッドフォンを無料で貸してくれる。機内の雑音(ノイズ)をシャットアウトしてくれる優れもの

タブレット貸出サービス

タブレットを貸してくれるが日本語コンテンツは限られており事前に利用者自身のタブレットやスマートフォンなどにダウンロードしておくのがいいだろう

LCCなのでビジネスクラスにもシートテレビはない

そうこうしているうちに離陸から6時間が経過し、着陸まであと1時間弱となったところで、機内は明るくなった。ここで1つだけ困ったことが。着陸準備が始まるのだが、ブランケットと枕が回収されてしまったのだ。フルサービスキャリアのビジネスクラスでは基本的には、着陸までブランケットや枕を使うことができるのだが、こんなに早く回収されるとは思わなかった。少し寒く感じることがあるので、ひざ掛けなどを機内に持ち込んだ方が良さそうだ。そして最終の着陸態勢となり、この日は定刻よりも30分ほど早い朝6時過ぎにクアラルンプール国際空港に着陸した。マレーシアの入国審査においては、特に入国カードは不要となっている。今回は入国審査の行列は10分くらいで(到着便が重なると混雑することもある)、6時45分には到着ロビーに出ることができた。機内では4時間ほど熟睡することができたので、到着してからすぐに観光に出かけることができた。まさにこのシートに感謝だった。

取材・文/鳥海高太朗 撮影/村上悠太

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