人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

【Kazuquoママの銀座の夜話】上海で感じた世界の進化のスピードと日本の停滞感

2018.03.31

 今回、お店のユニフォームを新調するにあたり、上海でテーラー『クチュリエ』を営むりえちゃんにオーダーすることになったので、久しぶりに上海に行ってきました。そんな出張に希有な外資系保険屋の若者が、同行したいというので、若人を連れて上海へ参りました。

 6年という月日は、上海が変化するには長過ぎる時間。たった6年で、想像を越え、上海は劇的に変化しておりました。同行した若人は、日本のメディアでは中国のよくないことばかり報道されているので、もっと管理され、窮屈なイメージがあったと言いますが、実際訪れてみると、彼は驚きを隠せなかったようです。31歳、某有名私立大学卒業の彼が、こんなイメージを持っている事自体、わたしは、一抹の不安を感じずにはいられませんでしたわ。

 古い建物が壊され、新しい建物が建っていたり、地下鉄網が広大に整備されていたりすることはもちろん、生活に必要なことの殆どがスマホに踏襲され、人々の生活様式が全く別なものになっておりました。

 買い物は、すべてスマホでOK。水一つでも朝注文すれば夕方には届く。あらゆる飲食店が、デリバリーを行っていて、スマホであらゆる飲食店のメニューが出前できる。そう、家から出る機会が極端に減っているのです。

 タクシーは、流しのタクシーを拾うことは至難の技。上海在住経験のあるあたしでさえ、困難を極めました。雨なんかが降れば、流しのタクシーを拾うことは到底不可能!5つ星ホテルのエントランスに並んでもタクシーはやってこない。なぜなら、タクシーは、ほぼ、スマホアプリで手配されているの。

 しかし、外国人はこのサービスが利用できない。なぜなら、すべてのサービスは、日本でいう『LINE』の『We Chat』が提供するWe Chat Payやネット通販最大手の『アリババ』の提供するアリペイなどの決済システムに紐づいていて、中国に銀行口座を持てない外国人は、これらのサービスが使えないのです。

 すべての決済をWe Chat Payかアリペイで行うので、今や若者達は、一切現金を持ち歩かない。上海のとあるコーヒーショップでは、「現金お断り!」の表示が!オーナーの立場では、釣り銭ごまかしの不安を抱えずにすむのです。加盟店が手数料を払うクレジットカードは店舗側から敬遠され利用できない店舗が増えて、手数料のかからないWe Chat Payなどの決済システムが瞬く間に広がっていたの。

 あんなに上海に遊びにくる日本人が多かったのに、今や、観光客には、まったく親切じゃない街『上海』になっておりました。遊びにくるなら、別な都市に行った方がいいかもしれないわ。

 そして、中国政府が押し進める国民管理システム。学歴、職業、収入、消費行動、貸し借り等の信用などなどを点数化し、その点数によって、銀行ローンの利率が変動したり、借りられる賃貸住宅がセレクトされたり、結婚相談所では、紹介される相手が変わったりと、いろいろと生活に制限が出てくるようになっているの!

 友人の中国人経営者に話を聞けば、最近日本からの出稼ぎが多いと言います。日本では仕事がシュリンクして、成長の見込みがない。大陸に繫がっている中国で仕事したほうがいいと、就職依頼の話がよくくるそうです。上海で頑張る日本人経営者の友人は、専門職を雇うなら、中国人よりも日本人の方が雇用コストが安いと。

新型コロナウイルス対策、在宅ライフを改善するヒントはこちら

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2020年12月16日 発売

DIME最新号の特別付録は「コンパクト撮影スタジオ」!特集は「ヒット商品総まとめ」&「2021年トレンドキーワード」

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 10401024号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。