【OTHER CHOICE】まだまだ選択肢が少ない3列シートのSUV
ミドルクラスのSUVで3列シートを備えているクルマは、本当に少ない。ちなみにスバル『エクシーガ』は2018年3月末で生産中止になることが決まっている。そうなると、国産車では冒頭でも記した、レクサス『RX』、日産『エクストレイル』と三菱『アウトランダー』の3台だけということになる。
カテゴリーをミニバンまで拡大しても、3列シートを備える、これらと同クラスのクルマは、ホンダ『オデッセイ』『ジェイド』やトヨタ『エスティマ』ぐらいしかない。あとは、3列目があるもののほとんど使えないコンパクト系やスポーティーさとは無縁の1BOXカーぐらいだ。しかも、これから登場が予想される新型車を見渡しても、ホンダが『CR-V』を復活させてその中に3列シートをラインアップに加えるぐらいしか、現時点では考えられない。
だが、今回紹介したマツダ『CX-8』の好調な売れ行きを見て、国内外のメーカーからも、3列シートのSUVが登場することを望みたい。
日産『エクストレイル モードプレミア』337万1760円〜
三菱『アウトランダー20G』253万8600円〜
文/石川真禧照
※記事内のデータ等については取材時のものです。