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25年の歴史に幕を閉じる特急〈スーパーあずさ〉でおなじみのJR東日本「E351系」

2018.03.11

JR東日本E351系は、長年にわたり特急〈スーパーあずさ〉などで活躍していたが、2018年3月17日のダイヤ改正で定期運用を終了。その後、4月7日の臨時列車をもって25年の歴史に幕を閉じる予定だ。筆者は新宿正午発の特急〈スーパーあずさ15号〉松本行きに乗って、信州へ向かった。

■老朽化が顕著

JR東日本では、2017年12月23日から特急〈スーパーあずさ〉の一部列車をE353系に交代させた。現時点、E351系は下り5・15・19・33号、上り6・14・28・32号の4往復で引き続き運行。このほか、〈中央ライナー7・2号〉(東京―八王子間運転)にも充当されている。

E351系は1993年9月に登場。同社初の「制御つき自然振子」を採用した車両で、曲線通過速度の向上により、所要時間の短縮を図った。また、基本編成8両、付属編成4両を用意することで、新宿―松本間は双方連結の12両、大糸線内は基本編成のみで運行する(現在、大糸線には乗り入れていない)。

しかし、60両で増備を打ち切られ、2001年5月から「振子なし」のE257系へ移行した。なお、E351系の詳細については、割愛させていただく。

E351系は国鉄特急車の189系や185系などより先に引退。25年の歴史に幕を閉じる。

さて、これから乗車する特急〈スーパーあずさ15号〉松本行きは、11時18分、新宿10番線に入線。車内の整備、点検を入念に行ない、11時45分に客扱いを開始する。

こういう姿で営業運転に就かせるのは、悲しい。

一部の車両には、デッキにスキー板を立て掛けられる荷物置き場を設置。

E351系の車内は、デッキの壁紙が汚れていたほか、トイレや洗面台の鏡に傷みがあり、老朽化が著しい。車体も傷みがあり、ボロボロの状態の中、奮闘している状態だ。ちなみに、乗車した車両は1996年製で、まだ22年しかたっていない。

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