さてロマンスカーといえば展望席と並んで気になるのが、二階部分に設置されている運転室だ。VSEではまさにロボットのコックピットのような狭い運転室だったがGSEでは訓練などで複数の乗務員が乗り込めるように広いスペースに設計変更。運転室には、展望席そばの天井からはしごを下して登っていく。実際に乗務している運転士さんに話を聞くと、ちょうど座椅子に座っているようなスタイルで運転するものの、ゆとりがある運転台になっているとのことだ。
新宿駅には4月1日まで「ROMANCECAR GSE cafe @ 新宿Q’s cafe」が登場。GSEの展望席を疑似体験できるコーナーや車内をVRで体感できるコーナー、ロマンスカーに乗車した気分を味わえるメニューなどを期間限定で展開。また、GSEのデビューにあわせて様々なキャンペーンが開催されるので要チェックだ!
3月17日にいよいよデビューするロマンスカーGSE 70000形は日にちによって運行される時間が異なるので特設Webサイトで確認して駅に向かおう。GSEの各イベントもWebサイトに掲載されている。
小田急電鉄新時代、いよいよスタート!!
取材・文/村上 悠太
フォトグラファー、ライター