まもなくデビュー！小田急の新型ロマンスカー『GSE』の魅力を徹底解剖

　展望席のある1、7号車は頭上の荷物棚がなく、後方座席に座っても展望席の持つ解放感が味わえる工夫がなされている。荷物は車端部に設置されているスーツケースなども置けるサイズの荷物棚のほか、飛行機のように座席下にも収納できるスペースも確保。国内線機内持ち込みサイズの荷物であれば余裕を持って収納できる。また、このスペースがあるせいか足元が非常に広いのでシートピッチ以上のゆとりがあるのも特長だ。座席の特長をもう少し紹介しておくと、ロマンスカーシリーズで初めて座席コンセントを全席に設置。また座席テーブルは肘掛内に収納するタイプを採用しているため、グループ旅行時などに座席を回転させても各々でテーブルが使えるようになっている。

先頭車には荷棚もなく、開放感バツグン！

2〜6号車も側面に大型窓を採用し、展望性を確保

座席を回転しても使用出来る肘掛内収納式テーブルを採用

座席の回転はペダル式ではなく、座席側面の取手を引く。コンセントは全席に完備。

ドリンクホルダーや傘たてを装備した座席背面

荷物を収納できる席下スペースのおかげで足元にもゆとりがある