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47年の歴史に幕を閉じた都営新宿線の初代車両「10-000形」の生涯を振り返る

2018.03.29

■第2世代車両の登場


10-300R形は、わずか13年で姿を消した(提供:東京都交通局)。

 10-000形初期車の老朽化及びATCの更新に伴い、2004年12月に10-300R形が登場した。「R」は改修(Repair)、改造(Reconstruction)などの意味が込められており、先頭車のみ新製。車齢が比較的浅い10-000形中間車と組み合わせる形で、2005年1月に営業運転を開始した。

 しかし、当初から「編成」としての車両更新を想定していた。このため、中間車の老朽化が進むと、車両更新の対象となり、2017年2月14日限りで引退した。


10-300形前期車は、JR東日本E231系ベースの車両。

 そして、10-000形編成単位の置き換え用として、10-300形前期車も登場。2005年5月21日にデビューした。当初は10-000形と同じ8両車として登場したが、2010年5月から6月にかけて4編成の増結を実施。都営新宿線車両では初の10両車となった。


10-300形後期車は、JR東日本E233系2000番代ベースの車両。

 10-300形の増備はしばらく中断したのち、2013年8月に後期車が登場。混雑緩和を図るため、当初から10両車としたのが特長で、5年かけて車両更新を進めた。

 10-000形引退後、10-300形は前期車12編成(8両車8編成、10両車4編成)、後期車16編成の計28編成264両が在籍。東京都交通局によると、全編成の10両車化については、未定だという。

 今後は、2019年度秋まで都営新宿線全駅のホームドア整備を進めてゆく。

 現在、大島2・3番線へのホームドア先行設置が完了し、試験、調整、取扱い訓練を行なっているという。2018年4月から本八幡より隣接駅に順次設置し、設置完了した駅から運用開始していく予定だ。

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