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冬の釣りの必需品!丈長厚底防寒ブーツの活用術

2018.03.04

■連載/元DIME編集長の「旅は道連れ」日記

 今年の初釣りは、1月4日のアマダイだった。船宿は、神奈川県・葉山あぶずりのたいぞう丸。三浦半島の城ヶ島沖にて、50cm級のアマダイを狙うことで有名だ。僕は昨年2月に初めて乗り、自己最大49cmの大物を釣り上げた。その時以来の乗船になる。4日は、お正月休み最後の日。

 明日から仕事の人が多く船はすいているのでは、という期待は見事に外れて定員いっぱいの満船だった。とはいえ天気はいいし、出船するや葉山沖のポイントには寄らず、大物狙いの城ヶ島沖に一直線。さあ50cmよ、来い。


49cmのアマダイ

 しかし僕も釣友の正林さんも、50cmどころかほとんどが20cm台と惨敗に終わった。船全体で不漁なら不承不承納得もいくが、この日は50cmアマダイが乱舞。一人で50cm級3枚という強者までいて、それはそれは悔しい思いをした。定年も近く有給休暇取り放題の正林さんと二人、「こんなに船が混んでいたらオマツリ(他の釣り人と仕掛けが絡むこと)だらけで思うように釣りができない。今度は平日に来よう」と負け惜しみ、いや、正論を言い合った。

 不運(?)は続く。捲土重来を果たすべく平日釣行を予定した1月22日(月)は大雪、続いて予定した2月2日(金)がまたもや雪の日と、二人揃って雨男ならぬ雪男になってしまった。やっとアマダイ・リベンジに行けたのが、約1ヶ月半に及ぶ雌伏の時を経た2月19日月曜日だ。いつも利用しているGPV気象予報によると、気温は低いものの風も波も雨も心配なし。船宿はもちろん、50cmを狙うたいぞう丸だ。

 6時集合7時出船なので、4時半に正林さんがクルマで迎えに来てくれて、5時40分に船宿に到着。たいぞう丸は受付前に船の着席位置を描いたボードがあり、先着順で座りたい席に名前を書き込む。この日は思惑通り、この時点で乗船者は我々2人だけ、最終的にも3人と必釣環境が整った。

 だがまたもや、無残な結果に。7時半に外道の代表・トラギス、8時半に30cm級アマダイと超小型キダイの一荷(2本以上の針がついた仕掛けに2匹以上の魚がかかること)、9時に超超小型のアマダイ(鼻たれ、と呼ぶ)、まあまあだったのはここまで。9時時点では、沖上がり(釣り終了時刻)の2時過ぎまで、残り5時間もある。

 まだまだチャンスは十分と意気軒昂だったが、以降釣れたのは11時の超小型カイワリ(アジの仲間、高級魚)のみ。トピックと言えば、正林さんが小型ながら、比較的珍しいキアマダイを釣ったことくらい。僕は初めて見たが、なるほど顔や背びれが黄色い。


トラギス。結構、美味しい


30cm級なら、まあ悪くはないサイズ。キダイは塩焼きがいいそうだが、このサイズでは食べようがないか


「大きくなって帰ってこいよ」と放流したいところだが、釣り上げられたアマダイは海底に潜る力はなく、海鳥の餌になるばかり。鼻たれでも持ち帰り、一口刺身で食した


カイワリも一口刺身に。さすが高級魚、このサイズでもすこぶる美味しい


アカアマダイと比べると、キアマダイが黄色いのがわかる

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