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釣り師にとって頼もしい天気予報サイト「GPV気象予報」の便利な使い方

2017.12.13

■連載/元DIME編集長の「旅は道連れ」日記

 11月25日(土)は釣友の正林さんと車でマハタを狙って外房に行くつもりだったが中止、ならば11月27日(月)に江ノ島のアマダイへと、リタイアの僕は久しぶりの平日電車釣行を企てたが、こちらも中止した。両日共に東京は穏やかな好天だったが、中止と決めたのは天気予報ゆえだ。

 20代の時に真冬の雨降りしきる中、カワハギ釣りをやり、とにかく寒かったことを鮮明に覚えている。ただでさえ寒いのに、雨がウエアに染み込み、いよいよ体が冷える。カワハギ釣りでは小さな針にあさりのむき身を巻き込むように刺すのだが、手がかじかんで思うように刺せない。釣果はそこそこだったが、あの辛さを二度と味わうのは御免と、以降冬の雨天では釣りに行かないことにしている。

 釣り船は、雨だろうと、たぶん雪だろうと出船する。波が高かったり、風が強すぎたりと、釣り客の身の安全に問題がありそうな天候では出船中止となるが、雨に危険性はない。危険といえば10年以上前、12月末に静岡県の某港にタイ釣りに行ったときは凄かった。船は揺れに揺れ、エレベーターに例えれば1階と3階くらいを上がったり下がったりの繰り返し。うねりが高く、すぐ傍にいる船の姿が見えなくなる。下船後、「この港では、こんな天気でも出船ですか?」と船長に尋ねたら、「今日は年末でどの船も満船、書き入れ時だからね。普段なら、これじゃ出ないよ」と豪快に言われ、唖然としたものだ。

 さて僕が乗る船は、ほとんど乗り合い船だ。貸し切り船ではなく、予約順に定員に達するまで乗船を受け付ける。よって予約した以上、天気が悪そうだからとキャンセルするのは気が引けるというか、禁じ手だと思っている。なぜなら僕たちの先約によって乗船を断られたお客さんを想定できるし、僕たちが穴をあけた後に予約が入るとは限らない。船宿に不利益をもたらす可能性が高く、それでは申し訳ないのだ。

 ではどうやって悪天の日を避けるかというと、天気予報に頼るしかない。船宿や釣り人が「7時の天気予報」と呼ぶ、NHKの午後6時52分からの気象情報では、風や波の強さも予報する。これを見て海が悪いようなら船宿に電話して、翌日の出船を確認する。船が出ない場合は、こちらの携帯に電話してくれる親切な船宿もある。だが、これはあくまでも、前日にだけ通用する対策だ。NHKは先々の晴れ、曇り、雨の予報はしてくれるが、波や風の予報は翌日に限られる。

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