ボリュームに使うためのシールド線を加工する。ホット側にはスミチューブ(熱伸縮チューブ)を被せる。
整流回路の電解コンデンサーをハンダ付けする。ボリューム周りの配線をする。これで組み立て完了となる。
はやる気持ちを抑えて配線をチェックする。内部を掃除してから、真空管を挿して、いよいよ電源ケーブルを接続して、電源スイッチをONにする。これで異音、異臭、煙が出たり、発火、爆発がなければ測定に入る。
説明書に沿って規定の電圧が得られるかどうかを測定。テスターは1000Vフルスケールでオートレンジ・デジタルテスターが必要。赤棒はショート防止のため先端以外はスミチューブを被せる。黒棒はSP端子の黒に固定して測定する。感電防止のために軍手またはゴム手袋を着用すること。測定結果を見ると「12AT7」のプレート電圧が高すぎるが、いまだに原因不明である。