遊びの様子はYouTubeでも確認できる。ペットがうれしそうに全力疾走しているのが印象的。
鹿島槍スキー場では、ジップラインドッグパークの開設にあわせ、今シーズンよりゲレンデ下部のレストラン「プラザ830」1階をペットOK席として開放している。雪遊びで身体が冷えたら、こちらで休憩や食事ができるようになっているのはうれしい。
あそんちゅスタイルアドベンチャーズによると、参加者の大半が雪遊びビギナーだという。
今シーズンは都心にも積雪があり、散歩中に自身のペットが雪を見てはしゃぐ姿を初めて見た人もいるだろう。ソリなら大人も子どもも楽しめるので、「今さらスキーやスノーボードをはじめるのは大変そう」と思う人もペットのために雪山に連れ出しやすい。
また、ペットをペットホテルに預けて滑りにいくことを残念に思うスキーヤーやスノーボーダーも、ジップラインドッグパークならいっしょに遊べるし、ソリ遊びの前後にプラザ830を利用して、家族と交代でペットの世話しつつ滑ることができる。今シーズンは雪がたっぷりで、例年以上にふかふかの雪を堪能できる機会は多い。スキーヤーやスノーボーダーにとって、この滅多にないチャンスを罪悪感なく楽しめるギルトフリーな雪遊び施設ともいえる。利用しない手はない。
■ジップラインドッグパーク
3月末までの土日開催。回数ではなく、2時間(10〜12時または13〜15時)好きなだけソリ遊びができる。料金はひとり2000円+ペット1頭1000円。完全予約制。
https://asoncyuadventures.com/zipdogpark.html
文/大森弘恵
■連載/大森弘恵のアウトドアへGO!