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【Raspberry Pi 3入門】RATOCの拡張基板で試作されたDDCの本気の音

2018.01.20

■Impression

以前、ラトックオーディオの『RAL-NWT01』を試聴したことがある。この中に入っている基板が『RAL-KCM3MB01』である。つまり、今回の試作機と同じだ。『RAL-NWT01』は電源がACアダプターで、DDC機能はない。試作機は強力な電源部と外部クロックを搭載して、光と同軸のデジタル出力がある。

ということで、試聴にはまずDAC内蔵ヘッドホンアンプのシステムSONOMA『Model One』を使った。比較したのはAVIOT『CASE 01』に収めたHiFiBerry『Digi+ Pro』である。さらにUSB接続したMac miniも加えている。手嶌葵「明日への手紙(ドラマバージョン)」(96kHz/24bit)では、DDC試作機+NASでもS/N感のいい音を実現。細かい音が再現され鮮明でNASが音源とは思えない。音源をUSBメモリーに変更すると低域の解像度がさらに上がった。Mac miniの内蔵HDDの音源をUSB接続で聴くと、情報量はほとんど変わらないのだが、再生アプリのAudirvanaplus3の支配力が強く音質が変わってくる。DDC試作機は、音の粒立ちが良すぎてやや刺激的な感じがする。これに対して『CASE 01』+『Digi+ Pro』はなめらかで中低域に厚みがある音。低重心で悪くない。どちらもアルミのシールドケースに入っているのが重要なのかもしれない。それにどちらも外部クロックを使っている。

今度はリファレンスのDACに接続して真空管アンプで8cmフルレンジスピーカー『Ishida Model』を鳴らす。ボーカルは艶やかで、キラキラした音だ。細かい音が粉雪のように舞い散る。生々しい音。Mac miniの音はS/N感が良く、ボーカルがセンターで主張する。余分な音を排して、落ち着いた音だ。これはどちらがいいと言うよりは好みの問題である。しかし、ラズパイの音を真面目に追求するとDACレス、HDDレスでフルサイズになってしまうとは、これでは小型軽量で高音質というラズパイの売り文句が使えなくなる。まあ、これは試作機なので大きめのケースが使われている。もっと小型にして電源部はセパレートにすればいいだろう。もしくはSSDかHDDと組み合わせてオーディオ専用ストレージ+DDCというのもありだ。これらの基板が発売されれば、ラズパイがますます面白くなることは間違いない。

写真・文/ゴン川野

オーディオ生活40年、SONY『スカイセンサー5500』で音に目覚め、長岡式スピーカーの自作に励む。高校時代に150Lのバスレフスピーカーを自作。その後、「FMレコパル」と「サウンドレコパル」で執筆後、本誌ライターに。バブル期の収入は全てオーディオに注ぎ込んだ。PC Audio Labもよろしく!

■連載/ゴン川野のPC Audio Lab


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