名水百選に選ばれ、「日本最後の清流」ともいわれる四万十川。この流域の山間部に位置し、ジビエ猟が盛んな四万十町の蔵元、無手無冠が監修して生まれたのが、『gibier』(ジビエ)。もちろん、ジビエ料理とベストマッチすることを意図して開発された銘柄である。価格は一升瓶(1800ml)が、税込み2808円。
葉石氏「ジビエに負けない力強さをダイレクトに感じるお酒。ほど良い熟成感、酸味があり、飲んだ瞬間、パンチ力を感じます。燗をつけるとマイルドな味わいに。ジビエの他、噛みごたえのある赤身の肉、ホルモンにも良く合います。ジューシーな酒に飽きた方に飲んで欲しいパワフルな一本」
協力/葉石かおり
一般社団法人ジャパン・サケ・アソシエーション理事長、酒ジャーナリスト、エッセイスト。全国の蔵を巡り、各メディアにコラムを寄せるほか、料理と酒の「ペアリング」をテーマに各地で講演。NHK Eテレ「日本酒のいろは」、「日経モーニングプラス」などメディア出演多数。著書・書籍監修も多く、最近は『日本酒マニアックBOOK』や『日本酒のペアリングがよくわかる本』(いずれもシンコーミュージック)の監修に携わる。オフィシャルブログ:美酒らん
画像提供/シンコーミュージック
文/鈴木拓也
老舗翻訳会社の役員をスピンオフして、フリーライター兼ボードゲーム制作者に。英語圏のトレンドやプロダクトを紹介するのが得意。
※記事内のデータ等については取材時のものです。