
文房具ブームは引き続いているらしく、ペンケースの売り上げも好調だという話を耳にした。今回紹介する『Tool×Pen mini』は、そんなトレンドにも合致する製品だろう。なぜなら本体の大きさは万年筆1本分の大きさしかなく、ペンケースで簡単に持ち運べてしまうからだ。クラウドファンディングから購入した本製品が手元に届いたので、今回は写真を交えてこの製品の魅了を紹介していく。
■『Tool×Pen mini』とは?
『Tool×Pen mini』はクラウドファンディングサイト「Makuake」で資金を募っていた製品で、プロジェクト自体は目標金額を達成し成功裡に終わっている。今回私が製品を受け取ったのもそれを受けてのものである。なお、現在は「APP BANK STORE」等のオンラインストアで取り扱っているところがあるので、購入の際は参考としてもらいたい。『Tool×Pen mini』は「mini」と付いているようにオリジナル版の『Tool×Pen』という製品が存在するが、基本的なコンセプトは同一だ。ただし、サイズは『Tool×Pen mini』の方が小さい。『Tool×Pen 』シリーズに共通するコンセプトは「持ち運べる工具」しかも「ペンサイズで」というところにある。独創的なギミックで5つの工具をペンサイズに納めているので、メガネのネジを締めたいとき、家電の電池を交換したいときに、サッとドライバーを取り出すことができる。しかも使わないときには場所を取らないときている。
■『Tool×Pen mini』の使い方
(1)キャップを外す
『Tool×Pen mini』には本物のペンさながらにキャップが付いている。
工具は本体から飛び出した状態になっているので製品とユーザー、どちらをも守るために必要なキャップである。
このキャップにはご覧のようにクリップも付いているので、胸ポケットに入れた際の落下防止にも役に立つ。また、キャップと本体にはそれぞれマグネットが内蔵されているため、閉めるときはカチッと閉まるし、不使用時は不意に外れにくいように工夫されている。
(2)ペン先のビットを引き抜く
本体の中にはビットと呼ばれる工具のパーツが5つ収納されている。そのうちの1本が本体先から飛び出しており、それがいわばONになっているビットだ。そのまま本体を握って使用することができる。一方、飛び出しているビットが目的のものと違う場合、まずは飛び出しているビットを直接掴んで引き抜いてやる。