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【Raspberry Pi 3入門】ラズパイで使えるDACが増える!I2S接続を使った同軸デジタル出力

2018.01.09

■連載/ゴン川野のPC Audio Lab 【Raspberry Pi 3入門】ラズパイで使えるDACが増える!I2S接続を使った同軸デジタル出力

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■USBでなく同軸デジタル出力を使いたい!

ラズパイのメリットの一つにUSBよりも音質的に有利なI2S接続ができること。専用のボードを使えばHDMI端子を使ってI2S信号を出力できる。しかし、受けられるDACが極端に少ないのが問題だ。そこで次善の策として、I2S接続のオンボードを使って同軸または光端子からS/PDIF信号を出力する。これなら、同じデジタル信号でもUSBよりは音が良くなるはずだ。最近のUSB/DACなら、同軸も光入力も対応しているはずなので対応DACも沢山ある。ちょっと古めのDACにはUSB入力がないが、その場合は同軸と光が役に立つ。さらにDigiFi No.16のDACにも直接接続できるのためシステムをシンプルに組める。

購入したのはHiFiBerry『DIGI+』との互換ボードでeBayで1547円だった。使い方はカンタンでボードを端子に差し込んだらプレイバックオプションのオーディオ出力のI2S DACをONにして、出力デバイスリストから「JustBoom Digital Boards」を選択して、保存。そして再起動すれば準備完了である。


S/PDIF出力用に使われているのはWM8804G、右に見えるのは27MHzのクロック。


デジタル出力はRCA同軸とトスリンクの光出力の2種類がある。

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