■キャンプは地域の魅力発信に有効なコンテンツ
休暇村では、自然や文化、歴史とふれあうアクティビティを通じて、地域の魅力を発信したいとも考えており、裏磐梯休暇村にもツアーデスク設置を予定しているという。今回、レンタルプランで用意する食材に、地元食材を積極的に取り入れていることも、裏磐梯エリアの魅力を知ってほしいため。
「裏磐梯には五色沼をはじめとする豊かな自然があり、1年を通してスキーやスノーシュー、トレッキングなど自然を楽しむアクティビティが充実しています。今の季節は、カヌーやジュンサイ取りも楽しい。キャンプをしながら、裏磐梯の自然にふれてほしいですね」(松本さん)
8月いっぱい、裏磐梯エリアではジュンサイ取り体験ができる。自分で収穫したジュンサイをキャンプサイトでさっと湯がいて、ごはんにかけて食べる。この時期だけの極上の味だ。一度湯がけば日持ちするので、おみやげとして持ち帰ってもいい
休暇村裏磐梯支配人の松本さん(左)とCAMP HACK編集長である濱松さん。裏磐梯での評判次第では、全国の休暇村に同様のコラボ企画が拡大させたいとのこと。国立公園内の豊かな自然に囲まれた休暇村で、最先端のキャンプ体験ができるのは大歓迎だ
【問】休暇村裏磐梯 https://www.qkamura.or.jp/bandai/camp/
文/大森弘恵
■連載/大森弘恵のアウトドアへGO!
※記事内のデータ等については取材時のものです。