■デザインは?
AMTドライバーを使ったシリーズには3つの基本デザインがある。まずアルミ合金キャップのタイプ。アルミハウジングで木製キャップをはめ込んだタイプ。オール木製ハウジングのタイプである。木製部分が多くなるほど、音はより柔らかくなる傾向にあった。端子はリケーブル対応で、オプションでAstell&Kernの2.5mm4極バランス接続用ケーブルが用意されている。今回、試聴した『eamt-3a』は8mm径のAMTドライバー、10mm径のネオジウムマグネットを使ったダイナミック型ウーハーを同軸で搭載したハイブリッド型である。ハウジングはアルミ合金でウッドフェイスが貼り込まれている。インピーダンス16Ω、再生周波数15Hz〜45kHzとなる。
手作りのウッドフェイスがピタリとはめ込まれ、工業製品というよりは工芸品のようなハウジング。
端子はリケーブル対応。MMCXのように見えるが互換性はない。バランス対応ケーブルもある。
手前がAstell&Kernのハイレゾプレーヤー用2.5mm4極バランス接続用ケーブル。