ケチャップでリコピンを摂ると、効率いい理由
多くのリコピンを含むケチャップ
リコピンは熱に強く、加工しても壊れません。そのため、トマトピューレやケチャップなどの加工後のトマトにもリコピンは含まれています。
リコピンは1日15mg以上摂取するのが望ましいと言われていて、上の表にはリコピン15mgを含むトマト・トマト加工食品の目安量が書かれています。
生トマトの場合、大きいサイズのトマトを2個食べないと15mg摂れませんが、ケチャップなら約75gの量で15mgのリコピンが摂れます。
加工・加熱でリコピンが吸収されやすい状態に
トマトに手を加えていない状態では、細胞内にリコピンが入ったままで、血液中へ吸収されにくい状態になっています。ここに加工・加熱をすることで、細胞膜と細胞壁の一部が破壊されてリコピンが吸収されやすくなます。
ケチャップはすでに加工・加熱されているので、家で調理しなくても、リコピンが吸収されやすい状態になっています。
ケチャップは価格が安い
ケチャップを含むトマト加工食品は低価格で、毎日の食事に取り入れやすいです。
たとえば、オムライスのライス部分に大さじ3杯のケチャップで味付けし、最後にトッピングとして1杯のケチャップをかけます。このように、たったこれだけで1日分のリコピンを摂ることができます。