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京都の人気書店『レティシア書房』店主に聞く〝幸せな生き方〟のヒントになる本

2018.01.04

■“地元の人ならではの視点”が人気、ミニプレスの魅力とは

『レティシア書房』の自慢は、“ミニプレス”の種類の多さ。ミニプレスとは、独立系出版社や個人が発行している小出版物のことだ。

「自分で言うのもなんだけど、ミニプレスの種類の多さでは、全国でもトップクラスを自負しています。ミニプレスって、内容がとても個性的で面白いんですよ。たとえば、この本(棚に置いてある本を手にとりながら)は、地元京都の女性がひとりで丁寧に作った“京都の本”。京都のパン屋さんやカフェを、ひとりで取材して撮影して、編集も執筆も全部自分で。地元の人ならではの視点で作られた“他にはない京都本”ということで、お客さんからも評判です」

京都の人気書店『レティシア書房』の店主に聞く“幸せな生き方”のヒントになる本 京都の人気書店『レティシア書房』の店主に聞く“幸せな生き方”のヒントになる本

 型にはまらない本の構成も魅力なのだという。

「こちらは、京都在住の建築士の女性が“家づくりのアイデア”をアピールするために作った、言わば名刺代わりのミニプレスなんですが、とてもお洒落で内容も面白いというので、業界内だけではなく一般人のお客さんにも読み物として人気です」

 最初は地元京都の人々が客層の中心だったのだが、評判が徐々に広まり、全国からもたくさんの人々が訪れるように。

「京都旅行のプランに『レティシア書房』を最初から組み入れてくれているみたい。最近では、SNSやブログなどでの口コミをきかっけに関東方面からのお客さんも多くなってきました。店を始めた当初は、“6:4”くらいの割合で女性の方がやや多めでしたが、最近は半々くらい。年齢層は、20~70代と幅広いです」

「お客さんだけじゃなく、全国からの本の持ち込みも増えてきました。横浜や北海道などで作られている、地元密着型の出版物はここ京都でも人気ですね。実際にそれらの地域に観光旅行に行く際の参考になるというだけではなく、純粋に“読み物として面白い”というのが一番の理由だそうですよ」

京都の人気書店『レティシア書房』の店主に聞く“幸せな生き方”のヒントになる本

 たとえば、北海道の畠山尚デザイン制作室が発行している『北海道と京都とその界隈』は、札幌市に拠点を置きながら“北海道と京都の情報だけ”を紹介する異色の情報紙だ。北海道と京都を行ったり来たりしながら作成されているのだという。記事も、『京大出身ミュージシャンに聞く、京大とジャズ』『京都の街中で見かける仁丹看板の魅力』『北海道の本棚、京都の本棚』など、ありそうでなかった視点のものが多い。

京都の人気書店『レティシア書房』の店主に聞く“幸せな生き方”のヒントになる本

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