(3)終電近くの下り電車で居眠りは危険!
残業や飲み会で終電近くなった帰りの電車。ついついうたた寝してしまいますよね。でも、寝過ごすと大変です。上りの電車の終電はとっくに終わっていますので、戻れません。(しかも一駅が長い)
参考まで、下りで茅ヶ崎に着く最終電車は0:52、上りの茅ヶ崎発最終電車は23:35です。
遅い時間の下り電車は、だいたい国府津行きか小田原行き。国府津で気づけたとしても、駅を降りると何もありません(涙)。タクシーさえまばら…。そんな時は、わざわざさらに下って小田原駅まで行くというのが地元若者の常識。小田原まで行けば、温泉施設やネットカフェで休むことができるためです。
筆者は小田原泊をしたことはないですが、車で相方に迎えに来てもらったことはありますね(恥)。逆ももちろんありまよ。夫の場合は、泊まってきたことも何度も(笑)。ちなみにタクシーだと、一駅3000円くらいのイメージ。とにかく距離がありタクシー代が馬鹿にならないので、くれぐれも気をつけましょう。
(4)多少の遅延は、戸塚~横浜間で巻き返す
筆者が最初に感動した東海道線のイケメンっぷりがこれ。信号トラブルなどで4、5分電車が遅れることって多々ありますよね。そんなときでも東海道線は巻き返しが可能です。とにかく都内の路線の急行くらいの駅間で走っているので、スピード調整をしているのか、じわりじわりと巻き返します(笑)。特に距離の長い戸塚~横浜間(通常10分くらい)で2、3分は巻き返している気がします。(筆者調べ)
(5)茅ヶ崎駅の発車ベルに元気をもらえる
茅ヶ崎駅上り線の発車ベルは「希望の轍」の出だし部分。発車ベルが流れると、最後に思わず心の中で「ヘイ!」とつぶやきます。きっとみんなつぶやいているはず。ということで、茅ヶ崎在住の知人に調査したところ、4人中4人がYESの回答でした。
思わず口に出して周りの人を驚かせないように気をつけましょう。
コンクリートジャングル・東京で一生懸命仕事をして、ほんの数十分電車に揺られれば空が広い茅ヶ崎の街に帰って来られるというのは、海好きのサーファーはもちろん、マリンスポーツをしない人にとってもオン・オフの切り替えができるとても良い環境だと思います。
家賃も都内に比べると圧倒的に安いので、意外と一人暮らしにもおすすめなんですよ。東海道線の魅力と気をつけるべきポイントをしっかり押さえて、素敵な湘南ライフを手に入れてくださいね。
文/suzuco
オーガニックや食育、健康ネタ(とお酒)が好きなミドサー女子。湘南・茅ヶ崎の小さな一戸建てで夫とのんびりふたり暮らし。
※記事内のデータ等については取材時のものです。