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入社5年目社員の本音「すべての懸念を払拭し、次の手を打つのが私の仕事です」キリンビール・京谷侑香さん

2017.12.24

●赤いリボンのインパクト

私はそのことに、もっと早く気付くべきだったんです。直近まで営業として店舗を回り、お客さんとも接していたのですから、そこに立ち返れば、「お客さん、本当はこう思っているのではないか」と、気付くことはたくさんあったはずなんです。

会議では上も下もない、どんな意見でも受け入れてくれてくれるのが、この会社の社風です。納得いかないことに関しては色々と意見を言う私ですが、マーケティング部に異動になり、このセクションの仕事に慣れるのに必死で。思ったことをはっきりと発言できずにいたことにこの時、気付いたんです。

「インパクトがありません」「確かにそうかもしれない」発売日に、先輩とそんな話をした。

このブランドの売り上げを伸ばしていくために、すべての懸念を払拭し、次の手を打つのが私の仕事です。

「パッケージのリニューアルをさせてください。もっとわかりやすく変えたいです」リーダーに私が気付いたことを伝えて、そう提案しました。「わかった、やろう、すぐに取り掛かっていいよ」リーダーの承諾を得ました。
 
 苦味を抑えて飲みやすく、麦のうまみを感じられる、私たちが伝えたい幸せを感じる味。上質な暮らしを満たしてくれるビール。そんなイメージをより強く印象付けるために、パッケージの金色を濃くして。“スペシャルタイム”の英語の表記をバーンと大きくして。

「赤を入れましょうよ、目立つから」という私の提案で、「麦100%」の表示に赤いリボンを施しました。

デザインをリニューアルした「麦100%の“のどごし スペシャルタイム”」の発売は今年9月。すでに今年、3000万ケース以上売り上げている主力の「のどごし<生>」と比べると売上げは一桁違いますが、これからのブランドですよ。

その後は「糖質ゼロ、プリン体ゼロ、人工甘味料ゼロの“のどごし ZERO”」と、「冬限定の“のどごし 華泡(はなあわ)”」の商品開発に携わりましたが、マーケティング部の仕事の中で、上司に言われた言葉は印象深かったです。

「お客さんの毎日の生活をほんの少しよくできる方法は何か、お客さんの生活の中にずっとあり続けるブランドを作ってほしい」

 

お酒の背景にある文化のようなものに、関わり合いたい、それがこの会社を選んだ大きな理由でした。多くの方に飲んでいただけるものに携われて、ほんの少し、日常の生活を良くすることができるかも知れないと、そんな可能性を今、感じ始めています。

取材・文/根岸康雄 

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