■コンデンサーの容量はどう決めるのか?
ツイーターの低音をどこでカットするかを決めるのがクロスオーバー周波数である。これをどこに持ってくるか、またどのぐらいの傾斜で減衰させるのかなどで音が変わるのだが、今回はブランド別対抗戦にしたいので、容量は2種類、1.5μFと0.47μFに決定。実際は値段の安いコンデンサーを容量別に揃えて、次々とつなぎ変えて試聴しながら容量を決めるのがいいと思う。
コンデンサーの容量にはバラツキがあって高級品になるほど誤差が少ない。スピーカーに使う場合は、なるべく左右の誤差を抑えたい。コンデンサーの容量が測定できるテスターがあり、これを使えば直列でも並列でも2個のコンデンサーを使った場合の容量が分かるので便利なのだ。
2inchのホーンツイーターを借用した意外と大きい! これなら1inchでも良かったのだが口径が大きいほど一般的には能率が高くなるので、置けるなら大きい方がいいのだ。
コンデンサーはワニ口クリップ付きのケーブルで挟んで試聴。実際はハンダ付けして、もっといいケーブルを使うので、さらに高音質になるに違いない。