ウチにとんでもない鰹節がやってきた。
平成29年に創業百年目を迎える『鰹節・だし』のトップブランド『ヤマキ』が、その百年の想いと感謝を込めたという“最高品質鰹節と鰹節削り器”のセット”である。
「んなこといわれても使ったことないよ、鰹節なんて。削り節ならともかく!!」
そんな人も多いでしょう。若い人なんて、いわゆる鰹節の枯節ってヤツ……固まったヤツね。アレに関しては触ったことすら「ないッ!!」って人も多いんじゃないの? しかし最初に総感想を書いちゃうけど、そういう人にこそ味わってほしいわ、この最高品質の鰹節!
まずなにがスゴイって下世話な話、値段がすごい!! え~通常、鰹節って一本千円台からあるんですよ。で、削り器は2千円くらいから買える。まぁ合計3千なんぼで手に入るワケです、一般的な品質のヤツならば。それがこちらの商品はおいくらかといいますと……
すみません、3万円(税抜き・数量限定)でございます…。
その3万円がこちらです!!
はい、まずはいきなり化粧箱です。それではにぎにぎしく箱を開けさせていただきます。
パカッ!!
これだけではまだなにがなんだかわかりませんので、右に入ってる鰹節を見てみましょう。ズンッ!
さらにアップ!!
書いてある文字を明記させていただきます。
“第20回全国鰹節類品評会 農林水産大臣賞受賞 一本釣り鰹本枯節 鹿児島県指宿市山川 山吉國澤百馬商店 謹製”
どうです、この漢字オンパレード!! これだけでとてつもない鰹節だってのはヒシヒシと感じられるでしょ? なにしろワタクシ、35年の物書き人生の中でも、ここまで一行に漢字ばっかり書いたのは初めてですよ。漢文の試験じゃないんですからって、そんなことはどうでもいい。パッケージから取り出して見る。
いや~これだけ見てもわかんないよね~普段見るもんじゃないんだから、今の人には。じゃあここで、削り器の方を見てみましょう。