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なぜ、牡蠣は"海のミルク"と呼ばれるほど栄養豊富なのか?

2017.12.04

■食中毒はどうすれば防げる?

 牡蠣といえば、怖いのが食中毒。そもそも、なぜ牡蠣は当たりやすいのか?牡蠣のような貝類は、海水中のプランクトンをエサとしている。しかし、プランクトンによっては毒素を持つものもあるのだ。また、海水中にも腸炎ブビリオや大腸菌が存在するため、貝類に影響が及んでいる可能性もある。しかし、いずれも加熱すれば死滅するため、食べるときは加熱調理すれば問題ないといわれている。

 牡蠣で食中毒になる一番の原因は、ノロウイルスだといわれている。ノロウイルスも加熱すれば死滅することが確認されているため、万が一牡蠣にノロウイルスが含まれていても、加熱調理すれば問題ない。よって、「生食用」と明記されていない「加熱用」の牡蠣などは、必ず加熱して食べなくてはならない。生食用と明記されていても不安があるなら、加熱して食べるのをオススメする。

 厚生労働省によれば、ノロウイルスの汚染の恐れがある二枚貝の場合、中心部の温度が85~90度になる状態で、少なくとも90秒以上加熱することが望ましいという。自宅やアウトドアなどで焼くときは、必ず十分に火が通ったのを確認してから食べるようにしよう。

 牡蠣の美味しさは、旬の今だからこそ味わえるもの。食中毒に注意しながら、ぜひ新しい美味しさを見つけてみたい。

取材・文/石原 亜香利

※記事内のデータは取材時のものです。

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