■注目の個人間送金アプリを紹介
さて、個人間送金アプリについて、いくつか代表的なサービスを紹介してみましょう。
○LinePay
国内で圧倒的シェアをもつLINEの器を活用して資金のやりとりを行うのがLINE Payです。チャージの方法は銀行口座(オンラインバンキングを登録する)、コンビニからのチャージが選べます。割り勘の際などは、LINEに登録されている友だちリストから選択、支払い依頼ができるのもLINEならではの便利さです。
今までは本人確認が面倒だと批判が多かったのですが、出金に使う銀行口座の登録をもって本人確認が成立するようになりました。
チャージされたお金を出金する際にかかる手数料は216円です。出金せずにLINEPayの支払いに用いたり、JCB系のクレジットカードとして決済に使うこともできます(LINE Payカードを発行する)。
○Paymo
CMでプロモーション中の割り勘アプリがPaymoです。Paymoのユニークなところは文字通り「割り勘」に特化しているところです。割り勘の履歴としてレシートの写真添付を行うほどです(利用金額の合計を超えた集金はできない)。
免許証等を使った本人確認が不要なところは便利で、支払う側はVISAかMASTERのクレカがあれば支払いができます。こちらは今なら手数料無料で行えます(将来的には2.8%の手数料が生じる可能性がある)。
支払ってもらった割り勘費用は自分のアカウントに入金され、そこから銀行口座におろす場合には振込手数料が200円かかることになります。これだけは幹事の負担ということになります。別の飲み会の会費としてPaymoで支払えば手数料は生じませんが、そのお金はアプリ内にプールされていることになります。