黒い箱状のApple TV 4K。iPhone Xと比べると、そのコンパクトさが分かる。
Apple TVは、テレビに接続して使う小型のコンピュータで、ケーブルテレビなどのセットトップボックスと同じような感覚で使います。iTunes Storeから購入・レンタルしたビデオや、Netflix、Hulu、AbemaTV、バンダイチャンネルなどから配信されている番組を、家のテレビで見られるようにする機器です。今、注目のこうした映像サービスも、Apple TVを使ってくつろいで楽しむことができるのです。
また、iPhoneやiPad、Macの中の写真や動画、プレゼンテーションのスライド、ウェブサイトなどをApple TVを介してテレビ画面で見ることもできます。ゲームで遊ぶこともできます。
新しいApple TV 4Kでは、高精細で鮮明な4K HDRのコンテンツを扱えるようになりました。Apple TV 4Kには、iPad Proにも使われている「A10X Fusionチップ」というパワフルなCPUが搭載されているため、4K動画を秒間60フレームで快適に見ることができます。なお、アップルの担当者によると、テレビが4K HDRに対応していなくても、Apple TV 4Kは、接続するテレビに合わせて、もっともいい状態で映像を映し出すようになっているそうです。反対に、4Kではない映像も4Kテレビできれいに再生されます。
Apple TV 4Kの高いスペックは、ゲームをするような場合にサクサクと動いてくれるという安心感にもつながります。テレビが4KでなくてもApple TV 4Kを使う価値は十分あります。