2001 SR400
この年より適用された排出ガス規制に合わせるためにフルモデルチェンジ(3型)。キャブレターを変更(BSR)し、新たにエアインダクションシステムを採用。フロントブレーキがディスクに戻された(初期型とは違うもの)。
2005 SR400
はじめてシルバーフレームを採用したモデルが登場。他に、ヤマハ創立50周年記念モデルとして、初期型と同カラーの限定車が発売された。
2008 SR400
キャブレター仕様の最終モデルは、シルバーフレームに鮮やかなブルーメタリックを採用。ほかにSR生誕30周年記念モデルも限定発売された。
2010 SR400
新たな排ガス規制に適応すべく、フルモデルチェンジ(4型)。吸気システムにフューエルインジェクションを採用した。シルエットは変わっていないが、フューエルタンクやシート、サイドカバーは専用となっており、2008年以前のモデルと互換性はない。
2016 SR400
4型も2016年で最終モデルとなり、残念ながら今年8月いっぱいで生産を終了。新型SRは前後ディスクブレーキになるとか、キックを廃止してセルスターターが装備されるなど、ざまざまな噂があるが、実際はどうなるのか? できれば40周年となる2018年には発売を再開してほしいと願うばかりだ。
佐賀山敏行(さがやま・としゆき)
学生時代からのバイク好きが高じて、カスタムバイク専門誌やハーレー専門誌などの編集長を歴任。現在はヤマハSR400に特化したウェブマガジン「The SR Times」を運営する。ほかにも出版業界紙や金融・投資に関する記事執筆など、幅広いジャンルで活躍中。