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入社4年目社員の本音「認められるまで徹底的にやる!」バンダイ・渡邊奈津美さん

2017.11.23

●メンタル強いね

 法人の大手量販店のバイヤーさんも厳しい人でした。

「『たまごっち』がリニューアルするんです」

 最初の商談の時、バイヤーさんは「僕は売れる気がしないな」と。「新製品の『Tamagotchi m!x』シリーズは育てた『たまごっち』が結婚して、親の遺伝子を引き継いだたまごっちが産まれる、自分だけのたまごっちを育てられる楽しさがあるんですよ」「でもね、うちは30店舗しかやりません」「そ、そんな……」

 私は諦めずに何度もバイヤーさんの元に通い、説得しました。

「御社の昨年の『たまごっち』の売れ行きから推測しても、新製品の売り上げは期待できます。30店舗じゃもったいない。是非とも100店近い店舗の玩具売り場で、展開をお願いします」

また、バイヤーさんにお願いしていた別の商品で、発売日の直前に発売延期というアクシデントがありました。

「1ヶ月分の売り上げはどうしてくれるの!? 今から謝罪文を全店に送ってくださいよ」

バイヤーさんからそう言われたのが夜の8時。謝罪文を印刷して100店舗近い量販店すべてに手書きで宛名を書いて、速達で郵送しました。最終的には発売延期になった商品も新製品の「たまごっち」も売れまして。
担当を外れる時にご挨拶にお伺いしたのですが、その時のバイヤーさんの言葉も忘れられません。
「キツイことを言ってごめんね。それにしてもキミ、メンタル強いね」
 
ガールズトイ事業部を志望したのは、子供の頃の思い出が心にあるからなんです。私は小学校時代、モーニング娘の辻ちゃんと加護ちゃんが大好きで、雑誌の中の二人の化粧や着ている服がキラキラ輝いて見えて、私もこうなりたいって思っていました。そんな女の子が憧れを抱くものをこの会社を通して発信していきたい。

 残念なのはキャラクター商品を製作しても、1年以内で販売を終えるケースが多いことです。うちの会社にもガンプラやたまごっちのように、長く愛されている商品がありますが、他社さんのお人形のように、お母さんの世代が遊んだものを自分の子供にも買い与えるような、何十年も愛される女の子の玩具を作りたいですね。

取材・文/根岸康雄

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