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60万匹が棲むアース製薬の〝Gの部屋〟潜入レポ

2017.11.24

■大学などの研究機関に虫を譲渡することも

全体的に明るく清潔な雰囲気で、まるで博物館のように飼育された虫や標本が壁面に整然と展示されている。だが、その中をのぞくと生きた虫が動き回っていて、苦手な人でなくても逃げ出したくなる。


博物館のように害虫を展示。

「ゴキブリだけで22種類、他にも蚊やハエ、アリ、ムカデ、ダニ、ノミなどもそれぞれ種別に育てて、展示もしています。セアカゴケグモのような国に申請が必要な特定外来生物もいますし、大学や他の研究所からいただいて育てている虫などもいます」


生物飼育エリアで飼われている虫たちの写真。

製品開発のために虫の飼育を行っている殺虫剤メーカーはあるが、これほどの規模の飼育を行っている所は珍しいという。管理が大変というだけでなく、飼育方法が知られていない虫を一から育てる場合も。何度も失敗しながら実績を積み上げてきた。

有吉課長をはじめ5人の社員が飼育を担当。3階の効力試験エリアで試験を行う研究員は別にいて、互いのフロアに入る際には、白衣や靴などは全て着替えるほど気をつかっている。

「万が一、飼育室内に虫が逃げたとしても、虫が死んでしまうので殺虫剤は使えない。だから叩くしかない。おかげでハエを叩くのはめちゃくちゃうまくなりました(笑)」

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