●対人関係を考えるうえで血液型の知識は役立つ
日本人の血液型の割合は、A型が4割、O型が3割、B型が2割、AB型が1割と、4つのタイプが比較的万遍なく存在している。対して、欧米各国はO型とA型の割合がほとんどで、ペルーのようにO型しか存在しない国もある。この多様性こそが、日本人が血液型の話題が好きな理由であり、血液型に関する知識が対人関係を向上させるうえで役立つ理由でもある。
「欧米で血液型を話題にしても盛り上がらないのは、ほとんどがAとOなので、すぐに話題が尽きてしまうから。逆に、日本のように多様な国では、共通の話題としても盛り上がりますし、相性などを考えることもできる。仕事上の人づきあいというのは、好き嫌いだけで避けて通れるものではない。できるだけ相性の合う人と仕事をすれば、いい仕事ができるでしょうし、逆に相性が悪い人とはつきあわないようにするか、どうしてもつきあわなければならない時には、うまくいくようなアクションが必要。血液型の知識は、こうした仕事上の人間関係を考えるうえでも大いに役立つでしょう」