全く「電動」に見えない最新の電動自転車4選

■普段乗っている自転車を手軽に電動自転車へ変身させよう！
Bimoz（ビモズ）

　誰でも電動自転車が欲しいわけではない。価格が高いのも負担だけれど、自転車は運動を目的とする乗り物でもあるからだ。

　スイスで最近お披露目された、このビモズ(Bimoz)は、脱着が可能な自転車用電動モーターを装備する。250Wのビモズモーターは、クランク軸の左側に装着し、取り外し可能なリチウム-ポリマーバッテリーパックから電源が供給され、ペダル動力はハンドルバーに装着されたリモコンを通じてコントロールする。トルクセンサーは、ペダルの力を測定し、状況に応じた電気アシストを追加してくれるが、電気動力だけで作動する設定はない。

　最高速度は25m/h、走行距離は約130~150km、 バッテリー充電時間は約3時間だ。

　ビモズはギアボックスがなく、ダイレクトモーターが装着されたドライブ・トレインを装着するだけの簡単なシステム。だから、システムの重さはバッテリーを含めて1.97kgと軽い上、作動ノイズが低い。さまざまな自転車に20分以内で取り付けが可能であり、 また、連動されるアプリを使えば搭乗者の心拍データを読みこんで、アシスト力を増減させることもでき、運動シミュレーションモードを選べば、平地走行のとき、摩擦抵抗を加えて丘を登るような状況設定もできるのだ。

　インディゴーゴー(Indiegogo)での公募価格はUS899ドル(約9万4000円前後・2016年11月2日現在)だ。

http://www.bimoz.ch/de/

取材・文／劉昊相（YOU HOSANG)

韓国出身。見知らぬ場所や文化を楽しむ、生まれついての旅行家。イギリス在住時に様々なプロジェクトを経験、Panasonicなど多国的企業での海外業務経験を持ち、英語、日本語、韓国語に通じる。旅行 コミュニティー「Club Terranova」を運営。

※記事内のデータ等については取材時のものです。