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2017.11.08

プレゼンの達人・菅野 楓さんにみるスーパー中学生の育て方

 ユニークなのは、最初にハマったことばが「音符」であることだ。

「世界中の誰が見ても音符にはひとつの意味しかない。人工言語というのですがまさに理想でした。だからピアノを習ったんです」

 そして8歳の頃、もうひとつの人工言語の代表「プログラミング言語」と出会う。きっかけはお父さん。もともと『iPad』を幼少期から持たせるなどITに積極的な家。「ことばが好きなら」とプログラミング教室を勧めると、のめり込んだ。

「コンピューターを通して人の思考を具体化できる。すごいなと思いました。この頃から発表する機会も増えて、『プレゼンも上手になりたい』という思いが強くなったんです」

 そんな彼女のプレゼンづくりには2つのルールがある。

 1つは「プレゼンシートをつくる前に付箋で流れを書き出すこと」。事前に、プレゼン内容の全体像がつかみとれるからだ。

 2つ目が「事前にプレゼンを人に見せて、意見を聞いて何度も修正。壊しながら磨く」ことだ。

「父やプログラミング教室の方々の意見を聞き、何度も修正します。直せば直すほどよくなると思っていますから、抵抗もないです」

 変化を恐れず、むしろ自分を伸ばしてくれるものだと信じる。彼女の根っこを形作ったのは、お父さんのこんな考えなのかもしれない。

「『世の中はすごいスピードで変わるんだよ』と肌で感じてもらいたいと考えています。新しいガジェットを触らせるのも、先進国から途上国まで海外に連れて行くのもそのため。私は映像制作の仕事をしているのですが、業界はITで仕事のやり方がガラリと変わった。その変化に対応できた人間だけが残りましたから……」

 だからだろうか? 楓さんの柔らかな笑み、そして発言の節々から、激しい変化もいとわない「凛としたたくましさ」が感じられた。

 ことばは、意思も宿すのだ。

様々なプログラムを書いてきた
様々なプログラムを書いてきたが、目下手がけているのは人の話す言葉をコンピューターに分析させる「自然言語処理」だという。

お父さんは良きアドバイザー
プレゼンの修正やPCの操作までお父さんは良きアドバイザー。

これまでつくったスマホアプリのプレゼンの様子
これまでつくったスマホアプリのプレゼンの様子。「プレゼンではあまり大げさな身ぶり手ぶりはしないほうですね。自分が目立つより、内容を伝えたいので」

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