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医師に聞く美肌にまつわる噂のウソ・ホント

2017.10.07

◆「親の習慣が、子供の美肌を損なうことがあると思う」

◎そう思う 95.1%  ◎そう思わない 4.9%

A.親の無知は危険!子供時代のスキンケア習慣が、大いに影響します

 多くの子供を見て、肌が汚いと思うことは少ないのではないだろうか? しかし、大人になると、肌質は千差万別。これには、生まれつきの皮脂腺の数や遺伝的要素もあるが、「子供時代のスキンケア習慣」が大いに影響している。例えば、防腐剤入りの洗顔で子供時代から顔を洗ってしまったり、ボディタオルといった荒い布や たわしなどで顔をこすったりすれば、角質が荒れ、善玉菌を確実に減らしてしまう。またUVケアを一切せずに過ごせば肌の弾力は失われる。

 思春期にニキビができると、洗顔回数を増やすように指導する場合もあるが、重要なのは洗顔ではなく「皮脂の分泌量」になる。つまり、食生活や夜更かしの抑制のほうが重要ですが、ニキビ用洗顔等の過剰使用により、よりニキビを悪化させてしまい、クレーターを作ってしまう人も非常に多いのが現状だ。

★子供をアトピーにしたくない人へ

 最近の発表でアトピーは「黄色ブドウ球菌などの皮膚の悪玉菌の量により発症する」ことが報告されている。「黄色ブドウ球菌」は世の中のいたるところにいる菌で、爪などにも存在している。また、砂場遊びをし、顔に泥を塗ったりすることが多ければ、これらの悪玉菌に子供は多く触れていると言える。長時間のプールや、日焼けにより肌の悪玉菌耐性はさらに悪化する。

 また、「汚いから何度もお風呂に入れる」、「何度も顔を洗う」といった習慣が、悪玉菌をさらに増加させ、悪玉菌の抑制に必要な「美肌菌」を確実に減らす。これらにアレルギー体質が加わる場合、アトピーのリスクは高まる。小さいころから正しいスキンケアを教えることが子供を皮膚トラブルから救うため、親の知識習得はとても重要だ。

◆『美肌だと思う!』著名人・有名人は?

1位、綾瀬はるかさん(42.3%)
2位 桃井かおりさん(4.1%)
3位 水原希子さん・松雪泰子さん(同率3.1%)

◆調査概要

・調査主体:美容外科・美容皮膚科『東京イセアクリニック』調べ
・対象期間:2015年6月15日~6月21日の7日間(インターネット調査)
・調査人数:日本人男女・合計122名(男性42名、女性80名)

文/編集部

 

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