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医師に聞く美肌にまつわる噂のウソ・ホント

2017.10.07

◆「アクネ菌は、肌の天敵。顔の菌は除菌した方が良いと思う」

◎そう思う 48.4%  ◎そう思わない 51.6%

A.一概に、「アクネ菌を除菌することでニキビを抑制する」とは言えません

 ニキビの原因菌として有名な「アクネ菌」だが、美肌菌が増殖しやすい肌のPHを弱酸性に誘導する特性もある「重要な善玉菌」でもある。肌の善玉菌はPHが弱酸性でないと増えない。アルカリ性に傾くと、多くの悪玉菌が増殖して様々な皮膚トラブルを誘発してしまう。また、一概に「アクネ菌を除菌することでニキビを抑制する」とは言えない。もちろんアクネ菌が大量すぎる場合にはこれらの除菌や抑制が適切な場合もあるが、それは「炎症する赤ニキビ」の場合だ。

 一般的な「白ニキビ」はマラセチア真菌など別の悪玉菌の影響による場合が多く、この悪玉菌を倒す菌が「美肌菌」という善玉菌になる。アクネ菌を除菌すると、同時に「美肌菌」も除菌されてしまうため、「ニキビ治療のつもりがニキビ悪化のためのスキンケアになってしまっている」場合がある。

「ニキビ専用化粧品を使用して赤ニキビは減ったけれど、その後、白ニキビが増えた」、「乾燥肌になってしまった」、といった人も多くいる。多くのクリニックでは「菌量の検査」もなく、単純に「アクネ菌の除菌」を推奨する施設も少なくないので、注意が必要だ。また、「美肌菌」はアトピー等に影響する菌といわれている「黄色ブドウ球菌」等の免疫として、これを退治する機能もある。「アクネ菌を徹底除菌していたら、いつの間にかアトピーやアレルギー性皮膚炎を引き起こしてしまった!」といった可能性もあるため、注意が必要だ。

◆「スクラブ洗顔やピーリング洗顔は、美肌に良いと思う」

◎そう思う 35.2%  ◎そう思わない 64.8%

A.現代人は洗顔をしすぎ。美肌菌を確実に減少させてしまいます

「美肌菌(表皮ブドウ球菌)」は、【菌代謝産物(天然の化粧品)を生成し、天然の高級クリームを作り出す貴重な菌】であり、紫外線への耐性、悪玉菌の退治もしてくれる良質な菌。肌の表面上0.02ミリの‘角質部分’に住んでいるため、スクラブ洗顔やピーリング洗顔に関わらず、洗顔のしすぎは「美肌菌(表皮ブドウ球菌)」を減少させてしまう。

「美肌菌」は洗顔をすると表面のものは流れてしまい、また8時間から10時間かけて、角質から表皮に出てきて再増殖をして、その数を維持、増やす特性がある。そのため1日に複数回等、過剰に洗顔を行なうことで再増殖の期間を奪い、菌が少しずつ減少することにつながる。特にスクラブ洗剤は肌のこすり洗いを行ない、角質をはがす作用があり、ピーリングは肌を溶かす作用があるため、どちらの場合も「角質に住む美肌菌を効率よく殺す洗顔材」と言える。

 また、美肌菌等の「皮膚常在菌(善玉菌)」は、特定の防腐剤に大変弱く、パラベン等を塗布すると減る可能性が指摘されている。肌に住む良質な菌を流しすぎてしまわないため、洗顔は「泡立てネット等を使用し、しっかり泡をつくり、手と肌が触れ合わない程度に泡で優しく洗う」「朝はぬるま湯で洗い流す程度」といった位が丁度よく、過剰な洗顔は美肌づくりにはお勧めできない。

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