年齢に関係なく、女性にとっての大きな関心事の一つが、体形であろう。ヒップラインがわかる服装を着こなせるほどの体形は理想型の一つかもしれないが、そのために女性はどのような努力をしているのか?また、その努力を男性はどのように見ているのか?ワコールは、20~40代の男女各600名を対象に、「女性のファッション・ヒップラインに関する男女の意識調査」を実施した。
■女性の“ヒップラインがわかる服装”が好きと思う男性が約9割いる一方で、女性の約7割が苦手と感じている
女性が“ヒップラインがわかる服装”をすることに対して「好き」と回答した男性は、「好き」(52.0%)「どちらかと言えば好き」(36.5%)を合わせて88.5%となり、「苦手」(3.8%)「どちらかと言えば苦手」(7.7%)と回答した男性よりも圧倒的に多いことがわかった。それに対し、女性にも同じヒップラインがわかる服装をどう思うのか尋ねたところ、「苦手」と回答した女性は、「苦手」(30.7%)と「どちらかと言えば苦手」(40.0%)を合わせ70.7%。その理由として「体型に自信がないから」(68.6%)と回答する人が最も多いことがわかった。
■約6割の女性が、“ヒップラインがわかる服装”をきれいに着るための対策を「していない」と回答
女性に“ヒップラインがわかる服装”をきれいに着るための対策を尋ねたところ、「ダイエットをしている」(25.3%)「ガードルなどの補整下着を着用している」(13.8%)と何らかの対策をしていると回答した人に比べ、「特にしていない」(61.8%)と回答する人が最も多く、ヒップラインをきれいに見せる対策はあまりしていないことが判明した。