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時計よ、さらば!サウナをより満喫するためにサウナーが提案する新ルーチン

2017.09.16

■連載/カーツさとうの最強サウナ熱伝


(写真はイメージです。本文とは関係ありません)

 前も書いたサウナの基本的な入り方。あの時点では「コレでイイ!」と思ってたけど、ここ1年くらいでまた、色々と創意工夫が出てきましてね。

 特にサウナから出る周辺のルーチン。これはもう一度、これで「決定!」ってヤツを見つけたんで、それについて書きたい!

 前まではラストサウナ室後……まぁ3回目だったり4回目だったりするんだけど、だいたいこんな感じだった。

 ラストサウナ室→汗流し→水風呂→休憩(できれば外気浴)→締めの水シャワー→タオルで体拭いて出る。

 この流れですよ。なかには「あ、オレも同じ」という人もいるんじゃないかと思う。

 ただこれには弱点があって、特に銭湯サウナの場合は最後の体を拭くときに、別にバスタオルなんか持ってきてないから、普通の体洗ったり、サウナ室内では頭に載せたり、チンポの上にそっと載せたりするタオルで体拭くじゃない? フェイスタオルっていうのか、洒落たいい方すると。

 中にはバスタオルを持ってきてる人もいるだろうけど、バスタオルを浴室内には持ってきてないから、シャワーの後の濡れた体でビショショのままバスタオルのあるロッカーまで行くワケにもいかないから、とりあえずは洒落た言い方だとフェイスタオルって呼ばれてる普通のタオルである程度は体を拭いてから浴室を出るもんですよね、マナー的に。

 でも、このフェイスタオルで体拭くっていうのが曲者で、前も書いたけど、この時点でこのタオルはかなり濡れてるワケですよ。だからそれを何度も何度も絞って体を拭く。

 この“タオルを絞る”っていう作業が、その前の休憩でせっかくフワ~ッとなんかいい気分になってた状態に水をさすんですよね、オレの場合。

 人にもよるらしいけと、オレなんかタオル絞る時に、それこぞ鬼の形相でギュゥゥゥゥゥゥゥって絞る癖あるわけ、全身の力使って。高校の時にガソリンスタンドでバイトしたことあって、その時に“タオルっていうか雑巾は死ぬ気で絞る!”って教わってて、それ以来の癖というか修正なんだゅと、そうないと気持ち悪いのね、なんか半分濡れたようなタオルで体拭くのが。

 で、ギュゥゥゥゥゥって力入れてタオル絞ると、本当にあのフワ~ッとした気持ちよさから、一気に現実に引き戻されるんですよね。目がシュッって覚めちゃうというか。覚醒しちゃう!

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