「汗のニオイ」が気になる夏。他の季節よりも「ニオイケア」には気を使っている…という人も多いことだろう。一方、「汗のニオイ」はケアしても、「口のニオイ」は気にしていないという人もいるのではないだろうか。そこでエーザイのコンシューマーhhc事業部は、「夏のニオイと口臭」をテーマに、まず(ニオイセンサー)を使用して20~30代女性の「身体のニオイ」を測定。さらに、20~30代女性500名を対象に、「夏のニオイケア」に関する意識・実態調査を行なった。
■ニオイセンサーで判明!「口臭」のニオイの強さは「ワキ」の3倍以上!
はじめに、ニオイの強さのレベルを測定する臭気測定器(ニオイセンサー)を用い、20~30代女性の「頭皮」「全身の汗」「口臭」「ワキ」「足」について、ニオイ測定を行なった。その結果、ニオイレベルの平均測定値は「26.3」で「口臭」が圧倒的1位に。「口臭」のニオイレベルは、「全身の汗のニオイ」(平均測定値:「12.4」)や「足のニオイ」(平均測定値:「12.0」)を2倍以上も上回る結果となった。さらに、夏にニオイが強くなるイメージのある「ワキ」(平均測定値:「7.8」)と比較しても、3倍以上の強さレベルとなっている。
<今回臭気測定器で計測した「体のニオイ」の結果>
・口臭…ニオイレベル「26.3」※ランチ後
・全身の汗…ニオイレベル「12.4」※軽い運動(短距離ダッシュ)をした後
・足…ニオイレベル「12.0」※12時間靴を履いた後
・ワキ…ニオイレベル「7.8」※入浴から22時間後
・頭皮…ニオイレベル「6.7」※入浴から22時間後
今回、20~30代の女性500名に対し、あらかじめ上記の5つから「体のニオイの強さランキング」を予想してもらった。その結果、多くの女性たちが最も「ニオイが強い」と予想していたのは「ワキ」(46%)。次いで、「足」(24%)、「全身の汗」(18%)の順となり、「口臭」(7%)は第4位に。多くの女性が予想を外す結果になった。ここからも、「口臭」が「夏のニオイ」において盲点になりがちな実態が垣間見える。