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管理職必読!他人の話の否定ばかりする人の末路

2017.09.01

■活躍の場は与えられない

 否定を繰り返す人には、周囲の人が近寄らなくなる。必ず、孤立する。あなたの上司が、部下や同僚、会社のことを否定し続けている場合は、おそらく、社内で友人は少ないはずだ。心を許して話すことができる相手もいないのではいだろうか。会社員に限らないが、人は自分の力だけでは成功はできない。必ず、誰かが仕事の機会を与えたり、大きな仕事を任せたりすることで活躍の場をつかむことができるのだ。たとえ、優秀な人であろうとも、ステージの場がないことには、力を発揮することすらできない。

 さらにいえば、周囲から見た「あなたのイメージ」を意識し、自分でそのイメージにふさわしい姿を演出しないといけない。たとえば、「仕事のスピードが速い人」というイメージをつくり、周囲がそのように思い込むようにするべきだ。何かを否定ばかりをしていると、「あの人は否定しかしないから、何かを言っても無理」となる。つまり、近寄ってくる人がいなくなり、活躍の場も与えられなくなる。自分で、自分が損をするイメージをつくっているのだ。

 最後に…。大切なことなので、繰り返したい。何かを否定したくなる思いはわからないでもない。確かに否定をするべきものはあるし、検討するレベルのものではないことも多々ある。しかし、否定という行為は、実は自分をも否定してしまうものであることは心掛けておきたい。

 私も、痛い経験があるのだ。

文/吉田典史

ジャーナリスト。主に経営・社会分野で記事や本を書く。近著に「会社で落ちこぼれる人の口ぐせ 抜群に出世する人の口ぐせ」(KADOKAWA/中経出版)。

■連載/あるあるビジネス処方箋

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