小学館IDをお持ちの方はこちらから
ログイン
初めてご利用の方
小学館IDにご登録いただくと限定イベントへの参加や読者プレゼントにお申し込み頂くことができます。また、定期にメールマガジンでお気に入りジャンルの最新情報をお届け致します。
新規登録
人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

個人で始める働き方改革!メールの処理速度を上げるショートカット仕事術

2017.08.07

■優先順位で仕分けする

朝出社して、もしくは通勤中にやるのは「仕分け作業」です。重要なメールを放置して、優先度の低いメールに時間を取られるのは効率が悪いからです。まず、未読メールをチェックして、優先度の高いものにフラグを付けます。緊急案件以外はまだここで返信しません。別途時間をかけて処理するものはタスク(To Do)リストへ移動しておきます。まずは未読メールの全体像とその日の作業を把握してください。

チェックするメールの量を減らすために、優先度の低いメールを自動的に除けておきましょう。迷惑メールフィルター(もしくは迷惑メール対策サービス)は必ず使用してください。ダイレクトメールや嫌がらせのメールを自動的に専用のフォルダ等に自動的に振り分けるものです。社員が迷惑メールの削除を手作業で30分以上かけている日本企業がまだまだ多いです。

また、「フォルダ振り分け」を活用してください。キーワードや送信元などでフィルターをかけて特定のフォルダに移動しておき、後でまとめてチェックします。このような一連のルーチンワークはメールソフトやAIを使ってなるべく自動化しましょう。例えば、企業向けOffice 365というクラウドサービスでは、AIがメールの傾向や過去の動作を分析して、重要そうなメールを「優先受信トレイ」に仕分けしてくれます(図2)。

それに該当しないメールは「その他」に振り分けられます。またOutlookなどのメールソフトでは、自分がTo(宛先)に入っているのか、Cc(参考・情報共有)に入っているのかによって「色分け」してくれるので、Toを優先してチェックして、Ccを後で見る、といった効率的な処理が容易にできます。

次回は、メール送信のコツ、メールに依存しない働き方について記載しようと思います。


〈図2:「優先受信トレイ」に表示されるメールは、メールの内容と、ユーザーが頻繁にやり取りする相手に基づいて判断されます。〉

文/越川 慎司

株式会社クロスリバー社長。元マイクロソフト役員でofficeビジネスの責任者。2017年に起業し、企業の働き方改革や海外進出を支援。週休3日で新しい働き方を実践中。
新しい働き方~幸せと成果を両立するモダンワークスタイルのすすめ~』著

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2024年4月16日(火) 発売

DIME最新号は「名探偵コナン」特集!進化を続ける人気作品の魅力、制作の舞台裏まで徹底取材!

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 第6091713号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。