◆きらきらステップ
今年4月に新発売された乳幼児向け、子育て中のママ&パパ向けのサブブランド「きらきらステップ」。現在は冷凍食品9品目で、乳幼児向けの冷凍食品はコープ商品が初めてだ。ロゴに離乳食向け、幼児食向けの文字を付け、使い方などパッケージを見てすぐにわかる仕様になっている。
子どもには安全安心なものをという願いに応えて、子育て世代の組合員モニターの声を商品開発に生かし、冷凍しておけるポーションのおかゆ、下ごしらえなしですぐに使えるアレンジしやすい、魚、肉加工品を商品化している。
◆コープクオリティ
おいしいものを食べたいと思う時、選んで間違いない「おいしさ」を目指した商品「コープクオリティ」は高級感のある統一的なパッケージで、現在56品で展開している。原料や製造方法へのこだわりがあり、おいしさの理由が明確で、100人規模の組合員テストで8割以上がおいしいと評価した商品のみ発売している。
◆エシカル商品の取り組み
生協が昨年から力を入れているのがエシカル(倫理的)消費に対応した商品の開発。毎日の買い物で誰かの笑顔につながる商品を購入してもらいたいという取り組みだ。地域、社会、環境、人々という4つの分野で展開。「環境」では持続可能な漁業で獲られる水産物である「MSC認証」商品を発売。骨を取って食べやすくした「骨取りさば」シリーズは手軽でおいしく、魚の原料にもこだわった商品で、年間30億円の売れ筋商品となっている。
同じく環境分野では、主力のレギュラーコーヒー4シリーズが、2017年秋から持続可能な農業を営む農園で育てられた商品「レインフォレスト・アライアンス」認証が付くものに。「人々」の分野ではコープ化粧品40周年を機に、1品購入に付き1円寄付する「ピンクリボン運動」にも取り組む。