黄身の表面が白くなり、固まってきたら、割らないように注意しながらひっくり返し、全面的に揚げます。
★POINT
フライパンに卵を入れてから揚げ上がりまで、およそ90秒程度。これ以上揚げると中心が半熟でなくなるので注意です。
揚がった卵をサラダの上に乗せ、完成です。
【4:00経過】
いかがでしょうか。あっという間に完成です。回りは目玉焼きのように焼けていますが、中心は半熟。お箸を入れるとトロッと黄身が溢れ出てきて、わ~っとテンション上がっちゃうやつです! 今回は、料理難易度としては少し高め。揚げ時間との勝負であり、黄身を割らないように仕上げるテクニックも多少必要になるかも知れません。でも、この短時間でできちゃう一品という魅力を持ったメニューですので、ぜひ1度チャレンジして頂ければと思います。
『お料理うんちくツイート』~温泉卵の秘密~
卵が固まる温度は白身と黄身で違いがある。黄身は65℃~70℃以上で凝固するのに対し、白身は60℃前後から固まりはじめ、80℃以上で完全に凝固する。この凝固幅の差を利用して作られるのが、温泉卵である。70℃程度の湯で湯がけば、黄身は固まり白身は半熟という状態の温泉卵に仕上がる。
文/ムッシュ・フジタ
南国の某リゾートホテルにてフレンチシェフをやっています。好きな食べ物は焼き肉。