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サンオイルで焼いた世代に高まるシミリスク、今からできる対処法は?

2017.06.09

■シミ対策3つ

市橋名誉教授によれば、できるだけシミを作らないようにするには、次の対策があるという。

1. サンスクリーン剤を徹底的に塗る

「基本は、紫外線や赤外線などの太陽光を防ぐサンスクリーン剤を必ず塗ることです。SPFはUV-Bに、PAはUV-Aに対する値です」

●肌特性・屋外活動別のサンスクリーン剤の選び方

2.天然のサンスクリーンを摂取する

「基本的に抗酸化作用のある食品は、メラニンを作りにくくします。毎日、次のような食品を摂取しましょう」

●抗酸化作用のある食品

3.睡眠の質を上げて「メラトニン」で抗酸化を

「夜は6時間以上、できれば7~8時間寝たいものです。睡眠中は、さまざまなホルモンが出てきますが、その一つ『メラトニン』には抗酸化力があるためです。睡眠の質を上げて分泌を高めましょう」

ちなみに天然のサンスクリーンの中に「コーヒー」があるが、夜遅くに飲むと熟睡できなくなるため、カフェインレスコーヒーを選ぶといいそうだ。

「コーヒーに含まれるポリフェノール(クロロゲン酸類)には、シミとの関係が注目されています。ある実験結果では、コーヒーポリフェノールを1日2杯以上(コーヒーポリフェノール150mg以上)を飲む人は、一日2杯未満飲む人よりもシミが少ないことが分かっています。カフェインをカットしたカフェインレスコーヒーなら入眠を阻害せずに、抗酸化成分の摂取を維持することができます」

また、ビジネスパーソンはコーヒーや緑茶を毎日摂取することが多いだろう。その場合でも、野菜や果物などのビタミンCやビタミンE、サーモンのアスタキサンチンなど、今回紹介された多様な食品を偏りなく摂取するのがいいそうだ。コーヒーだけを飲んでいればいいという考えは避け、さまざまな食品を取り入れたい。

(取材協力)


市橋 正光氏
神戸大学名誉教授。再生未来クリニック院長。
再生医療のスペシャリストであり、光老化研究の第一人者として、テレビをはじめ多方面で活躍中。
<書籍>「健康と紫外線のはなし―日焼けが皮膚がんをおこす」など多数。
<出演>「たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学」、「世界一受けたい授業」など多数。

取材・文/石原亜香利

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