■郵便局によっては、サプライズの局名印が存在することも
旅行貯金の楽しみとして、「お宝印」と呼ばれるサプライズの局名印をあげておこう。通常は1種類しかないが、旅行貯金ユーザーの来訪を見越してか、2種類以上を用意する郵便局もある。この場合、窓口で「どちらにしますか」と局名印を提示され、ユーザーが選ぶ。もちろん、すべて押してもらうことも可能で、その際は追加入金という形で預入用紙に記入する。
以前は2行分以上の大きいお宝印も存在していたが、通帳の様式変更もあり、現在は1行分に統一されている模様。そのせいか、イラストや文字が小さくてわかりにくいものがあり、“ゆとり”がなくなってしまったのは残念。
別のサプライズとして、局名印+αがある。例えば、足立谷中三郵便局は、付近に東京メトロ千代田線の車両基地があり、局員の御厚意で局名印の横に電車のスタンプを添えていただいた。ささやかなサービスも旅行貯金ユーザーのココロをつかんでいる。
■風景印
風景印とは、一部の郵便局に用意されているイラストつきの消印で、大きくて見やすい。こちらは郵便の窓口で扱っており、事前にはがきを用意する、直接はがきを購入すれば押してもらえる。ちなみに窓口の営業時間は貯金より60分長い。