■日本の「政治」に、日本人の「集団心理」に、「Why!?」
次に、「日本や日本人に対して不満を感じることはありますか?」と聞いたところ、「日本に対してある」が22.4%、「日本人に対してある」が21.0%、「特になし」が68.6%となった。
その具体的な内容を聞いたところ、「日本に対してある」では「政治」が第1位。次いで第2位「政治家」、第3位「外交」、第4位「税金」、第5位「国債」という結果だった。「政治」については、「国民を考えた政治がなされていない」(56歳/男性)や「目先の利益に目がいき、長期的な展望からの方針を打ち出せていない」(49歳/男性)、「国際化や外国人旅行者増を叫びながら、なぜ法整備をしないのか」(36歳/男性)、「子どもを産めるような体制がいつまでたっても整わないこと」(43歳/女性)などの不満が挙がった。次ぐ「政治家」については、「貧乏経験のある政治家がいないこと」(44歳/女性)や「なぜあんなに国会議員の数が多いのか」(28歳/男性)などの声が聞かれた。「外交」に関しては、「他国に対して自己主張が足りない」(49歳/男性)や「外交能力が低い」(42歳/女性)などが挙がった。「日本人に対してある」の第1位は「集団心理」で、第2位「本音と建前」、第3位「内向的・遠慮がち」、第4位「マナーが悪い」、第5位「働き過ぎ」と続いた。