●とは言っても……編集部からの質問!
Q. 〝仕事〟と〝作業〟の区別がうまくいきません
A. できなかったことに対し、「なぜ?」と考えることから始める
手帳に計画(予定)しか書いていなかった人に、PDCAサイクルを回せと言っても戸惑うのは当然。私が提案しているのは、まずPDCAのスペースを区切ること、このスペースに左から計画したこと、やったこと、そしてうまくいかなかったことに「なぜ?」と突っ込みを入れる。すると、仕事がうまくいかないのがスキル不足なのか、オーバーワークなのか原因が見えてきます。すると、「こうしてみよう!」という打ち手(次なるアクション)が見つかります。それが第一歩です。
Q. 打ち合わせや会議などで、時間を取られることが多いのですが
A. まずは目的を明確に、いかに短時間ですませるかを意識する
会議や打ち合わせは時間をムダにしていることが多い。会議や打ち合わせには、行なう目的があるはずですが、それが不明確なケースが多々あります。もしご自身で会議を招集できる方なら目的をはっきりさせ、1時間ではなく、30分や15分単位にしましょう。招集される側も、その目的が明確なら準備を整え、ムダな時間を減らせます。逆に〝作業〟は、上司や同僚のいる時間に行なうべき。わからなければすぐに聞き、疑問や迷いで時間をムダにしない。逆転の発想をしてみては?
文/編集部
※記事内のデータ等については取材時のものです。